【ゼロテン2022】初の東京出展!振り返り記事。

姫路のイラストレーター・Pink Rabbit 緒方ゆみです🐰

今回の記事では、ピンクラビット初の県外出展『ZEROTEN 2022-Tokyo-』について振り返りたいと思います😊

会場写真は主催の『GALLERY龍屋』様のTwitterから使わせていただきましたm(_ _)m

ZEROTEN 2022-Tokyo-の出展概要はこちら。

https://www.t2y.info/tokyo/exhibition01/265.html

開催期間は6/11~6/25の2週間。来場者に好きな作家を4人選んで投票していただいて、投票とお買い上げポイントで順位を決定するアートコンペ形式の展覧会です。

 

投票は会場だけでなくオンラインでも投票でき、日頃応援してくださる方も「投票したよー!」とご連絡いただきました✨

東京に行く予定があり「せっかくなので行ってきます^_^」とご連絡くださった方も…!👏

皆さま本当にありがとうございました!!!!

これまで姫路や周辺地域で似顔絵出店や個展などの活動してきましたが、知らない土地で作品を観てもらうことやアートコンペ形式の展覧会も初めてで思い悩むことも多く。

けれど、気づいたことや足りないことや悔しさであったり…この経験ができたことは、今後の作家活動にとって大きな意味があったのではないかと思っています。

■作品制作のこと

3月初めにすぐに出展することを決め、SNSではそこに向かって頑張るぞー!なんて意気込んだ投稿をしていました。

が…

作品づくりが全然進まなかったんですよね_(┐「ε:)_

 

・テーマは自由

・F0サイズ()のパネルもしくはキャンパスに1人2点

・新作、もしくは関東未発表の作品を出展

   

その中で、作家それぞれの表現方法で制作する。

さて 🤔私は、どんな作品を、何を届けたいのだろうか🤔

   

ご依頼制作をしつつ、頭のなかでは「どうしよう」というきもちが膨らんでいく、、。

一方で、いまは「創作をする気になれない」「あまり絵を描きたいと思わない」

出展すると決めたのは“表現者でいたいという自分がいるから”なのに、めちゃくちゃ矛盾している自分がいました。

   

東京出展を決めた理由記事はこちら。

https://pinkrabbit-world.com/2022/05/13/

5月に入り、ようやく制作に入りました。無理やり、なんとかカタチにしようとしていました。

全国にいる作家さんの作品が東京で展示される。

きっとクオリティが高く、磨いてきた技術、想い、表現、発想。それらが詰まっているいまのベストな作品を皆さん出展されるのだと思うのですが、私はずっと納得のいかないまま「これでいいのだろうか」と作品をつくっていました。

   

人に評価される前に、まずは私が「この絵好き!」「早く誰かに観せたい!」という思いにならないと、人のこころに届けるのは難しいと思うのです。例えば、しょっぱいケーキを作っても「食べてみたい」「おいしい」と思う人は少ないと思います。

制作をしながら、すでに反省モードでした。作品の出来うんぬんよりこの時点で、このメンタルがダメでした。

   

そして、私の“表現者でいたいという自分”の在り方も、もっと地味なものなのではないかと気づきました。

個展や今回のような出展。“見えるカタチの表現者”ではなく、モグラのように“日々描き続ける”ことが必要ではないかと思いました。

漫画家を目指すも似顔絵師として2015年に活動をスタートしてから「技術があっても売れるわけじゃない」と、向上心がなかったわけではないですが、創作に対してそんな気持ちがありました。

そうやって言い訳しながら、絵を続けてきたんじゃないか…と、制作中に気づきました。

   

苦手だと思っていた着色や、まだまだ展示経験も少ないこと、もっと上手くなりたいという欲の無さ。

きっと天職ではない、向いていない。子供の頃のように、純粋に絵が好きだとは言えない。

けれど…

って…!

もう雑念だらけで😇

全くもって作品づくりにワクワクしていない。もやもやして、完成させても意味があるのだろうかと思いました。

でもこの状態で描いた作品も、いまの私だから描けたもの。

挑戦だけで終わるかもしれないけど、しなくて後悔するよりいい。次にいくための過程なのだと思いました。

そうやって意味を持たせただけかもしれませんが、肯定したい。

 

そりゃ情けなくて不甲斐なくて、ちぐはぐな自分だけれど、、(>_<)

   

そんなこころ模様が、そのままカタチになったような作品が完成しました。

   

■作品紹介『解く(ほどく)』『受けとめてあげるよ』

というわけで。。。

どちらも明るい作品ではないのですが

どちらも悩みや迷いに寄り添い、肯定したいという思いを込めました。

 

線画は0.05ミリのペンで

着色は透明水彩絵具で仕上げました。

 

○解く(ほどく)

「縛りつけてるのは他人ではなく、いつも自分。心のままに生きたらいいよ」

○受けとめてあげるよ

「苦しいきもちも、がんばっていることも、その涙も、きっと肥やしになるから。大丈夫だよ」

 

オリジナルキャラクターのピンクうさぎたちは、これまではiPadでイラストアプリで描いていましたが、手描きの温かみも出てやさしい印象✨

冒頭でも書きましたが『ZEROTEN 2022-Tokyo-』では順位を決める投票だけでなく、4人選んでその際に感想を書いてもらうようになっています。

90人の作家の作品を観て選ぶのは時間もかかるし、正直作家ひとりに票を入れるだけでいいという方も、中にはいらっしゃったのではないかと思いますm(_ _)m

なぜそのようなルールになっているのかは、主催の『GALLERY龍屋』様の「作家を応援したい」という想いがあるからなんです。

今回私は現地に足を運ばず、作品を発送する形で出展させていただきました。

お会いはしませんでしたが、開催前から日々SNSで発信され、準備の様子や開催中の会場の熱を感じることができました。そして、ときどき作家さんたちに対する想いに触れ、全力で応援してくださっているんだなぁと、本当にありがたかったです!m(_ _)m

感想があることで続けてきてよかったと励みになり、糧になるんです✨

なので、あらためて投票してくださった方、こころよりありがとうございます!!✨✨

感想はどなたが書いたのか分からなくなっています(^^)

16票と、多くはない票でしたが、もしかしてあの方かな?なんて思いながら読む時間は、日頃応援してくださる方を感じられる、うれしい時間でした。

作品は、とある機会に姫路でも原画を観てもらえたらと予定しています😊またあらためてホームページや各SNSでお知らせします♪

そして、今回の経験が無駄にならぬよう活かします🔥

大変長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございます(*´꒳`*)

引き続きよろしくお願いいたします🐰

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【イラスト・似顔絵ご依頼受付中】

イラストは、公共機関でも使いやすいようなシンプルな絵も制作しています(制作事例として公式に公開はできないのですが)ピンクラビットの絵柄を気に入っていただき、お任せしていだだけたらうれしいです^ ^お気軽にご相談くださいね。

似顔絵は、手描きはもちろんデジタルも制作しています。手描きは温かみがあるのでお祝いや記念日など、トクベツなギフトにおすすめです。また、デジタルは名刺やSNSのプロフィールに使いやすいです^ ^写真を使うのに抵抗のある方はぜひご検討くださいね。

【インスタグラム】

2つアカウントがあります☺️💦

それぞれ世界観の違うイラストを公開してます!ぜひご覧ください♪

・緒方ゆみ Pink Rabbit @pinkrabbit.world

・ピンクうさぎ@pkusagi.world